【パソコン基礎知識】 パソコンの構成(ハードウェアとは)
パソコンの構成と言っても、難しいお話はしません。パソコン本体の中にある部品の話などは、基礎的な事柄を一通りご説明したあとで取り上げたいと思います。
今回のお話は簡単にいうと、「みなさんがパソコンを買ったときに、届いた箱の中に何が入っていましたか」というお話です。
現在、みなさんがご利用のパソコンはどのタイプでしょうか?
ノートタイプですか?
それともデスクトップタイプですか?
見た目はずいぶん違いますが、パソコンを構成している機器はほとんど同じです。一体化しているかしていないかの違いと思っていただければ結構です。では、デスクトップを例に具体的にみて行きましょう。
(1) 本体
これがないとパソコンが動きませんね。この中にパソコンを動かすための部品が収められています。
(2) ディスプレイ
画面です。モニタなどと言われたりもします。以前はテレビのように大きいブラウン管タイプのものが良く利用されていましたが、最近では、液晶タイプが主流ですね。
(3) キーボード
アルファベットや数字が並んでいるやつです。文字を入力するために利用します。
(4) マウス
画面上にあるカーソル(矢印)を動かすために利用します。見た目がネズミに似ているという理由からマウスと呼ばれるようになったらしいのですが、最近はマウスも高性能になって形もずいぶん変わってきたので、あまりネズミになんて見えないですね。
(5) スピーカー
スピーカーはパソコンによっては、付いていないタイプのものもあります。また、本体に内蔵されている場合もあります。パソコンで音楽を聴いたりDVDをみたりできるようになってからは、スピーカーが付いていないパソコンの方が珍しくなりました。
はじめにセットになっているのは、以上の5つぐらいでしょうか。あとは、お好みでプリンタやスキャナを購入して接続するといった感じですね。
こういったパソコンを構成する機器をまとめて「ハードウェア」といいます。厳密には、パソコン内部の部品もハードウェアです。
ちょっとだけ難しい話をすると、ハードウェアは大きく以下の4つに分けることができます。
【 処理装置 / 記憶装置 / 入力装置 / 出力装置 】
キーボードやマウスが「入力装置」、ディスプレイやプリンタが「出力装置」となります。
あと、お話しませんでしたが、みなさん「文書や画像」を作成してパソコンに保存したことがありませんか?これらを保存するところをハードディスクといいます。通常、ハードディスクはパソコンの内部に接続されています。このハードディスクを「記憶装置」と呼んでいます。記憶装置はハードディスク以外にもありますが、難しくなるのでやめておきましょう。「処理装置」についても今回は、ひとまず置いておきましょう。
いかがですか、ハードウェアがどういったものかご理解いただけたでしょうか。
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