【パソコン基礎知識】 ソフトウェアのインストールについて
パソコンの利用目的として最も多いのが「ウェブサイトの閲覧」だそうです。
次いで「電子メール」「ワープロや年賀状ソフトの利用」のようですね。
ある程度パソコンを使いこなせるようになると、画像の編集や加工に利用したり、自分のウェブサイトを作成してみたりと、用途はどんどん広がります。
手順を追ってマスターしていけば何も難しいことはありません。
さて今回は、パソコンを利用する上でのちょっと大事なお話をしておきたいと思います。
大事なお話というのは「ソフトウェアの使い方」なのです。
ソフトウェアの使い方と言っても、ここで年賀状ソフトや家計簿ソフトそのものの使い方を説明するわけではありません。
「お店に売ってるソフトウェアを買ってきて、家のパソコンで使えるようにするにはどうすれば良いか」というお話です。
あいにくパソコンソフトは、プレイステーションなどのテレビゲームみたいに、ディスク(CDやDVD)をセットするだけで使えるようにはなりません。
(DVDなどの映像ソフトは除きます)ちょっとした作業が必要なんです。
そのちょっとした作業のことを「インストール」と言います。
インストールとは「ソフトウェアをパソコンに導入する作業」という意味になります。
※インストールと同じ意味でセットアップという言葉もよく使われます。
このインストールという作業の存在とその方法がわかっていないと、パソコンソフトを買ってきてもどうすることもできません。
なんだかちょっと難しそうですが、心配無用です。インストールは、ほとんど自動化されていて少しの手間で完了します。
どのようなソフトウェアでも基本は同じですので、ちょっとここでインストールの方法についてご説明したいと思います。
みなさんが買ってきたソフトウェアの箱の中には、CDまたはDVDが入っていると思います。
これをパソコンにセットすると大抵は、自動的に画面へ何か表示されます。
(表示されない場合は、利用説明書をご覧ください)
この画面に表示されたものを「インストーラ」といいます。
インストーラは、インストールを自動で行ってくれるプログラムです。
後はこのインストーラの表示に従い、対話形式で指示を与えるだけでインストールは完了します。
どうですか?そんなに難しくないですね。これでソフトウェアが利用可能な状態になりました。
次回からはわざわざCDをセットしなくてもソフトを利用できます。(ソフトによっては必要な場合もあります)
「ソフトウェアのインストール」と聞いたらこの作業を思い出してくださいね。
ところで、インストーラが裏で何をしているのか知りたくありませんか?
実はインストーラは「CDに入っているプログラムやデータなどを一生懸命パソコンにコピー」しているんです。
もちろんコピーだけではありません。
「こんなソフトをパソコンにインストールしましたよ」のような情報をWindowsに知らせたり、スタートボタンから
ソフトを起動できるようにしたりするのもインストーラの役目です。
利用者にとって使い易くなるように、パソコンへセットしてくれているのです。
でもどうしてインストールしないと使えないのか、ゲームみたいにその都度CDを入れ替えて使えば簡単じゃないかとか
思われるかもしれませんが、CDからプログラムを読み込んで実行するより、パソコンにコピーしたプログラムを読み込む方が圧倒的に早いのです。
また、CDをその都度入れないといけなくなると、同時に2つのソフトを使いたい時は困りますよね。
ソフトウェアは、パソコンへインストールすることによって、快適に利用できるように作られているというわけです。
以上がソフトウェアのインストールに関するお話です。パソコンの利用に慣れるに従って新しいソフトを利用する機会も増えると思います。
「インストールって何だっけ?」と思ったらこの記事を読み返してみてください。
(※)インストールしたソフトウェアを削除して、導入前の状態に戻すことを「 アンインストール」といいます。
インストール同様「アンインストーラ」というものを利用してパソコンから削除します。
詳しくは、各ソフトウェアに付属の説明書をご覧ください。
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