【メール基礎知識】 Outlook Expressで「メール送信の形式を変更」したい!
今回は、メール送信の形式についてお話します。
メール送信の形式には、
の2つがあります。まず2つの形式の違いについてご説明します。
■テキスト形式
文字だけのメールです。文字に色をつけたり大きさを変えたりといったこともできません。
■HTML形式
まるでホームページのような装飾をほどこした綺麗なメールが作成できる形式です。
テキスト形式と違い、文字の大きさ・色などを変更したり、画像をメール本文中に挿入したりできます。
以上の説明を見ると「じゃ、綺麗なメールが作成できるHTML形式の方が良いね」と思われるかもしれませんが、HTML形式にはひとつ問題があるのです。
実は、HTML形式のメールを受け取った人のメーラーが、その形式に対応していないと読めないのです。
ちなみにOutlook Expressは、HTML形式に対応しています。
知り合い同士で、みんながOutlook Expressを使っているということでしたら、この形式はそれほど気にする必要はありません。
ただし、初めてメールする相手やお客さんへのメールなどは、テキスト形式で送信した方が良いでしょう。
中にはHTML形式のメールを嫌う人もいますからね。
ちなみに私のところに送信されてくるHTML形式のメールは、ほとんどが広告のメールです。
友達にメールするのに、文字の色や大きさ変えたり、音楽がなるようにしたりとか、あまりしないですよね。
これらのことを考えると、送信形式は「テキスト形式」にしておいた方がよいと思います。
Outlook Expressは、初期設定の段階で「HTML形式でメールを作成」するようになっています。
次のようにして「テキスト形式」に変えておきましょう。
まず、Outlook Expressのメニューバーから「ツール(T)」→「オプション(O)」を選択してオプション画面(下図)を表示します。
オプション画面の「送信タブ」をクリックして上記の項目を表示させてください。
画面真ん中より少し下に「メール送信の形式」という箇所がありますので、そこの項目を「テキスト形式」に変更してください。
変更できたらOKボタンでオプション画面を閉じます。これで完了です。
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