 【パソコン基礎知識】 Windowsって何者？
今回は『 Windows 』に関するお話です。
「 ソフトウェアとは 」でお話した通りWindowsも1つのソフトウェアです。Microsoft社が開発・販売しているのは有名ですね。
ところで、Windowsとは何者なんでしょうか。その辺りを少しのぞいてみましょう。
みなさんが使っているWindowsのバージョン（種類）は何でしょうか？というのもWindowsには、実は色々な種類があるんです。
最近パソコンを購入された方なら、WindowsXPでしょう。この他にも、Windows2000、Windows98、WindowsMe、Windows95、WindowsNTなど、これまでにたくさんの種類のWindowsが発売されてきました。
どうしてこんなに種類があるのかって？
わかりやすく言うと、年賀状ソフトのバージョンアップみたいなものですね。年賀状ソフトって毎年少しずつ機能が追加されて新たなバージョンが発売されますよね。Windowsもそれと同じです。ただ、Windowsは「ver2.0」とか「ver3.0」とかつけずに、98や2000、MeやNTといった文字をバージョン番号の代わりにしたというわけです。古いバージョンのWindowsは販売もサポートも順番に終了していきます。
少し前まで、Windowsが頻繁にバージョンアップすることに対する不満がよく聞かれました。Windowsはパソコン全体の動作や周辺機器の管理を行うソフトウェアだからなんです。こういった性格のソフトをしょっちゅう更新しないといけないとなると、困るのは企業ですね。大量導入しているパソコンのWindowsを全部入れ替えるにはかなりのコストがかかりますからね。
ちょっと話が脱線気味ですが、元に戻ってWindowsとは、先ほどお話した通り「パソコン全体の動作や周辺機器の管理を行うソフトウェア」です。Windowsが入っていないパソコンはただの箱同然で何もできません。
Windowsは、みなさんが利用するワープロやメールなどのソフトウェアの動作管理や、何気なく使っているマウスやキーボードの管理など、パソコンを使って行うあらゆる動作の面倒をみています。
なのでWindowsを終了するとワープロもメールも使えなくなるんです。
Windowsが裏で難しいことを引き受けてくれているおかげで、私たちは複雑なことをせずに手軽にパソコンが楽しめるんですよね。
ところでWindowsという名前、どうしてウィンドウズというかご存知ですか？これは、モニタ上へ「インターネットエクスプローラ」や「メモ帳」その他のアプリケーションの画面が窓のように開くからと言う意味だったかと思います。
Windowsが何者か理解いただけましたでしょうか？
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