【インターネット基礎】 ウィルス・スパイウェアとは
「インターネットって何?」
「インターネットはどうやってするの?」
ということがわかったところで、少し実践的なお話に入っていきましょう。
今日は、みなさんも聞いたことがあると思います「ウィルス・スパイウェア」に関するお話です。
見るからに、いや〜な感じの言葉ですが、その通りろくなものではありません。
コンピュータウイルス
まずは、「ウィルス」について。正確には「コンピュータウイルス」と言います。
言葉の意味通りコンピュータの病気です。
コンピュータが病気になると、パソコン内のデータが破壊されたり、勝手にコンピュータが再起動されたりと動作が不安定になります。
ウイルスは主にメールやホームページなどのインターネットを介して感染します。
インターネット上のサイトからダウンロードしたファイルや、e-mailに添付されていたファイルを介して感染します。
コンピュータウィルスは一種のプログラムです。他人のパソコンに侵入して悪さをするようにプログラムされています。
どこでこんなウィルスが発生するのかというと、信じられないことに「悪意のある第3者」が一生懸命作っているんですよ。
スパイウェア
続いて「スパイウェア」について。
スパイウェアは個人のパソコンにひっそりと潜み、そのパソコンのユーザの行動や個人情報などを収集するソフトウェアです。
名前の通りスパイ活動を行っているのです。収集した個人情報は、許可なしに第三者に送信されます。
これで何が問題になるかと言うと、大事な個人情報(メールアドレスや住所・電話番号等)などはもちろん、
クレジットカード番号や・ID・パスワード等も全部もれてしまうのです。
そのほか、お気に入りデータやウェブサイトの閲覧履歴なども対象になります。
スパイウェアは主に企業の営利目的で利用されます。
ソフトウェアをインストールする際に、利用条件に書かれているのですが、あんなの普通全部読む人はいないですよね。
字が小さくて長かったり、ましてや英語なんかで書いてあったりしたらなおさらですよね。
なので知らない間に自らが許諾してスパイウェアをインストールしているという状況におちいってしまうのです。
現在のところスパイウェアは違法ではありません。しかしながら、集められる情報がプライバシーの侵害になりかねないものなので、各方面から強い批判が出ています。
私たちにとっては、ウィルスとあまり変わらないですよね。
というこで、ウィルス・スパイウェアのお話でした。どんなものかおわかり頂けたでしょうか。
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